いつか来る終わりのために

July 19, 2019

一番怖いことってなんだろう。

 

私は死ぬことだ。死んで、自分の存在がこの世界から消え失せてしまうのが怖い。

もう誰とも話すことはなく、大切な人の頬に触れることもできず、完全に外側にはじき出され、そしてもしかしたらその事自体を知覚できない完全に無の世界。

 

こんなに心の弱い自分だが、意外にも死にたいと思ったことはほぼ無い。生来の僕の苦しみは、生きたいのにそれを阻害する自分の心身の弱さや欠落に対するものだった。だから100億年生きれるボタンなんてものがあったら喜々として真っ先に押すだろう。

 

それに、大切だと思うものが、愛おしいと思うものが山のようにある。

僕はまだ何も伝えきれていないから。自分以外の全てに価値を感じてやまないから。

 

毎日死にたくない一心で暮らしているが、結局いつかは終りが来るだろう。

終りを迎えるとき、突拍子もない形で迎える確率はかなり高いと思う。つまるところ「今死ぬのかよ」という唐突さ。

 

そんなわけで前置きが長くなってしまったけれど、いつ死んでも悔いのないように自分の活動の足跡と、人生で出会った、多大な影響を与えてくれた大切なものを記述しておこうと思う。全てに感謝と尊敬を込めて。

 

 

・影響を受けた物たち

写真

「見慣れた街の中で」牛腸茂雄

「memoires」古屋誠一

「至るところで心を集めよ 立っていよ」清野賀子

「HELIOGRAPHY」山崎博

「マンハッタンの太陽」山中信夫

「TOKYO SUBURBIA」ホンマタカシ

「すべて写真になる日まで」増山たづ子

「A Period of Juvenile Prosperity」Mike Brodie

「Uncommon Places」Stephen Shore

 

音楽

「ファンファーレと熱狂」「宇宙の果てはこの目の前に」andymori

「元気です。」「今はまだ人生を語らず」よしだたくろう

「回帰線」尾崎豊

「さよーならあなた」「燦々」カネコアヤノ

「君と僕の第三次世界大戦的恋愛革命」銀杏BOYZ

「死ぬまで一生愛されていると思っていたよ」「一つになれないなら、せめて二つだけでいよう」クリープハイプ

「Akeboshi」Akeboshi

「syrup16g」syrop16g

「Ontario Gothic」Foxes In Fiction

「Razorlight」Razorlight

「All the lost souls」James Blunt

「Out of Time」「Around the Sun」R.E.M

「Jewels」Queen

 

漫画

「不滅のあなたへ」大今良時

「Sunny」松本大洋

「AKIRA」「童夢」大友克洋

「おやすみプンプン」浅野いにお

「ぼくらの」鬼頭莫宏

「さよならもいわずに」上野顕太郎

「めぞん一刻」高橋留美子

「惑星9の休日」町田洋

「夢から覚めたあの子とはきっと上手く喋れない」宮崎夏次系

「ストロボライト」青山景

 

アニメ

「新世紀エヴァンゲリオン」(特に同作の旧劇場版)庵野秀明

「鉄コン筋クリート」マイケル・アリアス(松本大洋)

「風立ちぬ」宮崎駿

「或る旅人の日記」加藤久仁生

「秒速5センチメートル」新海誠

「千年女優」「パプリカ」「妄想代理人」今敏

「AKIRA」大友克洋

「夜明け告げるルーのうた」「Devilman crybaby」湯浅政明

「時をかける少女」細田守

「東のエデン」神山健治

 

映画

「Mommy」Xavier Dolan

「My Own Private Idaho」Gus Van Sant

「Blue Valentine」Derek Cianfrance

「横道世之介」沖田修一

「花とアリス」「リリイシュシュのすべて」岩井俊二

 

出会った大切な人たち

 山崎博先生

 木村和平

 カネコアヤノ

 Y.T

 りりか

 あのあやの

 ひろむ

 

・自分のこと

1993年1月8日生

千葉県出身。地元の東京郊外の景色が何よりも好きだった。

写真に出会ったのは17歳のときでした。

幼少の頃は本に囲まれて旅人になる夢を抱き、思春期は音楽に溺れ、17歳で自分で何かを表現することの奇跡みたいな喜びに気付いて。18歳からはひたすらに写真だけ。

 

全ての物事や人々との出会いが何よりも大切でした。誰ともの出会いに感謝しているけど、特に「出会った大切な人たち」に書いた、大学での恩師山崎博先生。僕を写真家にしてくれた、僕にとって最も大切なりりか。かけがえのない親友である和平。誰よりも素晴らしい音楽を生むカネコ。人と関わる喜びや痛み、苦しみや美しさ全てを教えてくれたY.Tさん。いつだって生きることを諦めない強さと、僕の弱さを認めてくれたあの。高校時代、真っ暗だった僕の青春に光をくれたひろむ。彼らとの出会いは本当に何事にも代えられない、唯にして一の奇跡でした。

 

・自作

「今日になる」2014年完成

「personality」2015年制作

「うつろ」2016年制作

「月で会いましょう」2016年制作

「月の裏側へ」2017年制作

「Youth of Suburbia」2019年完成

「forget me (not)」2019年制作

 

あと、今現在製作中で未完の作品が3つ。

 

これらの作品のうち、世に出ているものや見ることが出来るものは3作品くらいかな。様々な事情があって広く公開できないものが多いのだけど。それは僕の死後ならうまいこと公開できるんじゃないかなと思っている。そうなってほしい。(和平、後は頼んだ!ごめん)

 

というわけで、何度も言うが別に死ぬつもりは一切ないけど、もしもの時のために長々と書いてみた。

出会った全ての人々、全ての物事、あまねく世界、そして写真に感謝を。

 

ありがとう。

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© Masamitsu Magome 

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