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更新日:8月16日

「Mさん、死んじゃった」


仕事帰りの井の頭線。

白昼の車内で、大切な、尊敬する友人の訃報を聞いた。

ぷつんと何かが途切れ、何も考えられなかった。吐き気がした。


次の駅で降りて、ホームで知らせてくれた友人に電話をかける。


声が死を告げる。


「本当なんだ」


次第に現実に変わっていく。


たまに流れる駅のアナウンスが無性にうるさく感じて、スピーカーを叩き壊してやろうかと思った。


明日会って話そうよ。じゃあ。そう言って通話が終わる。

「もう二度と会えない。話せない」


「もう絶対に、二度と、一生、会えない、話せない」


「自分は何かできなかったのか」

そんな言葉たちがぽかんとした頭の中を回り続けた。

家についてすぐ、ネガを詰め込んでいる段ボール箱をひっくり返してありったけのMが写っているものをかき集めた。


もう何も届かないのに。


受け入れたくなかった。理解ができなかった。


死の数日前、彼女の働いている職場の近くに行ったのに、また今度でいいかと会いに行かなかったこと。人づてに聞いた「Mさん、馬込くんとまた早く遊びたいって言ってるよ」という言葉。一生、一生後悔し続ける。



本当に綺麗な人だった。


そして優しい人だった。


ずっと苦しみの中で生きている様な人だったから、せめて死後安らぎの中にいて欲しい。



死ぬまで忘れない。忘れないでいたい。


これからも写真の中に写し残されたMと再会し続ける。

あなたがいなくなって本当に悔しい。



さみしくて悔しくて仕方ない。

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